スプリアス規格改正によりハンディナースコール(PHS)システムでも対象となる製品がございます。対象機器をご使用中の場合は設備更新の検討をお願い申し上げます。
不必要な電波(不要電波)をできる限り低減させることによって、電波利用
環境の維持、向上及び電波利用の推進を図るため、世界無線通信会議(WRC)
において、無線設備のスプリアス発射の強度の許容値に関する無線通信規則
の改正が行われました。
これを受けて日本でも2005年関係省令等が改正されました。
※スプリアス発射:無線設備が通信で使用する必要周波数帯の外側に発射
される不要電波
関係省令等改正により、旧スプリアス規格(2007年11月30日以前)対応にて
製造した無線設備は2022年12月1日以降使用することができなくなります。
最新総務省ホームページ抜粋
電波利用環境の維持・向上等を図るため、「旧スプリアス規格の無線機」の使用は「2022年11月30日まで」としておりましたが、新型コロナウイルス感染症等による社会経済情勢を鑑み、
以下のとおり改正となりました(2021年8月3日改正)。
◆「2022年11月30日まで」としていた移行期限は、「当分の間」に改正となりました。
※移行期限の再設定時期は未定です。今後の社会経済情勢等から総合的に判断し、見直ししていきます。
※スプリアス規格改正に関する詳細は、総務省の電波利用ホームページを参照ください。
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/spurious/index.htm
ナースコールは病院や介護施設にとってなくてはならないものです。特に「ス
ピード」が求められ、患者様や入居者様からのコールをいち早く確認して対応
する必要があります。
PHSと連動している場合は、すぐにPHS端末に着信がありスピーディな対応が
可能です。
最近はそれと同時にスマートフォンを利用しての多機能を併せ持ったシステム
が活躍するようになりました。
ひとつのチームとしての情報を共用する取り組みも広がりつつあります。